話しかける勇気

3月はお別れの季節。

職場を旅立つ私に頂いたメッセージの中に、
昨年、一緒に入った同期からのものがありました。

「新しい環境で、人見知りな私に話しかけてくれてありがとう。おかげで私でもお喋りを楽しめました。もっと私からも話しかければ良かった。
もう遅いですね」

そんな風に思ってくれていたんだ。
それなら私も、もっと話しかけてればよかったな…

彼女はなんだか話しやすくて、見かけるたびに話してはいたけど、何せ気忙しくしていたものだから。

嬉しかった、けど悲しかった。

異動は宿命。
ならば異動のその時に、
後悔のない時間を過ごしたい。 

何気ない声がけが、
誰かのチカラになる。
新しい職場でも、
誰かのチカラになれたら嬉しいです。

私のデスクは、ALTの向かいでした。

私が小学校で働いていた頃、小学校のALTは、
職場に英語ができる人が少なくて、
会話の機会が少なく、寂しそうでした。

中学校は英語の先生がいるのでマシですが、
私を含めて皆、殺人的に忙しい。

でも出来るだけ、
たくさん会話するようにしていました。

そんな関係で、彼女からは、
「あなたがいつも話しかけてくれたから、私はいつも歓迎されている気持ちになれて嬉しかった」
というメッセージをいただきました。

話しかけることが、
その人を受け入れることになる。

自分から話しかけない子も、
話したくないわけではなく、
話しかけられるのを待っているのかもしれない。

話しかける勇気。
これからも大切にしていきます。

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