褒め育児の弊害
クラハで褒め育児の弊害について話していたので、立ち聞きしました。
テストの点数を誉めていると、よい点数を取るためにテストを受けるのでカンニングをしてしまう。
答えがあっていればいいと思ってしまう。
確かにそう、と思い当たりました。
テストを返すと採点ミスを盾に部分点を稼ごうとする生徒たち。
「20点切るとスマホ取り上げられる」という子もいました。
テストは習熟度を測り、理解できていないところを洗い出して苦手を潰すための資料なのに、点数にしか目がいかないのはもったいないことです。
何のためにテストを受けるのか、間違いを大事にすることは、テストの度に何度も話してきました。
少しでも響いてくれていたら嬉しいです。
あと、産後うつのお話をしてくれた方がいました。
家事育児は重要なのに、
誰にも評価されない労働です。
褒められて育ったために、褒められなくなった途端に産後うつになったそうです。
私も、思い当たりました。
誰にも褒められなくなっても、
自分で自分を認める自己承認の力って、
大切ですね。
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