先生が授業をしてくれない

「先生が授業をしてくれない」
教育系ラジオに
そんなお悩み相談が上がってきていた。

「授業しない」は大袈裟だけど、今年から勉強は、教えてもらう時代から自ら学ぶ時代になったので、学校も家庭も混乱してしまうのかなぁと思う。

かくいう私も現場にいて、その変化に対応しようと必死なのですが、若い人ほど早く順応し、古い人ほどこだわりがあるため順応しにくいのかなと思う。

例えば宿題。宿題は何の意味もないとか時間の無駄だとか言われているので、私もなるべく出さないようにしている。宿題を評価に入れていた先生は評価材料が減ってしまうけど、4クラス120冊の自学ノートを毎日見なくて良いのはかなり喜ばしい。

あと補助教材の提出も大変だった。
提出をなくした代わりに補助教材からミニテストを課すことにした。

あとは授業。教えないわけではないけど、教えたことを活かして自ら学ぶ活動を入れなければならない。教科書もそういう構成になっているので、活動内容を工夫しなければならない。

タブレットで課題を制作し提出させればペーパーレスだけど、私は今月引き継いだばかりでIT研修を受けていないから、そういった授業に対応しかねている。

自ら学ばせるための下準備には十分な時間が必要なのに、履修内容は大幅に増えている。

しかも英語科は教科書が変わったし、私の場合引き継いだ時点でかなり時数が不足している。

ああやっぱり安寧な気持ちで
年越しできる気がしない。

掃除も落ちついたようなので、
仕事に戻ります。


先生に勉強を任せるのは、義務教育だからなのかなとも思う。

先生は税金で授業するんだから勉強できるようにして当然みたいなお客様意識。

以前ほどではないけどやはりそういう保護者はいるし、先生たちも残業代なしで時間外に保護者対応している。

海外では教育は贅沢で学校が気に入らなければやめて他に行く選択肢もある。

日本もそうなりつつあるし、子どもが減るから学校も減り、学校に行かない選択も増えるんだろうな。

やっぱり自ら学ぶ姿勢が、
これからの時代は必要ですね。

kukuu. the worldwide tourleader

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