姉妹の親


支援級の子が所属学級で授業をうけることを
交流と言います。

支援級の子は支援級が良いので、交流を
負担に感じる場合もあります。

だから、交流に行く子はなるべくついていくけど、全員は無理なので、支援級から明るく送り出し、戻ってきたら明るく迎えるようにしています。

それで行ける子は良いのですが、行けない子、
行っても逃げる子は少しだけ、大変です。

親御さんとの面談で交流にいく教科は決まっていますが、行かない場合は教科の先生に、
その都度欠席と理由を伝える必要があります。

これはこの先も必要な力だから、
絶対身につけてもらいたい。
無断欠席が許される事例は作りたくない。

ところが一昨日、Y君の交流級についていくところで、男子トイレに逃げ込まれたのです。

主任に連絡相談して対応を協議していたら、
出てきたので事なきを得ましたが、Y君は所在不明になった前科があるので、警戒が必要。

そんなことがあっての昨日、Y君、やはり教科には出たくないというので、それなら教科の先生に言いにいこうと促しました。
授業が始まったら言いにくくなるし、 
ここにいても教科に行けって言われるんだから、
先に行こうよ、と。

で、所属学級に行き、教科の先生を教室の手前で待つことにしました。先生がいらしたら、お呼び止めして、後は自分で伝えるように促しました。

Y君は欠席したいことを自分で伝え、教科の先生の許可を頂き、2人で交流級に帰りました。

先日のリベンジができて良かったけど、やっぱり異性の生徒の支援には難しさを感じますと話すと、
新婚の主任は、僕も女子の支援は正直分からないですよと話して下さいました。

いや、女子はお任せください。
支援員である前に私、姉妹の親ですから。

まだ10歳と7歳ですけど。


支援級の子は特別扱いされるせいか、
自分に自信がない場合もあります。
交流級にいる間はついていくのが大変で、
なかなか自分を出せないけど、支援級にいる間は、本当の自分を見せてくれます。

なので私はその姿を観察して、
その子の良いところを拾うようにします。

交流に行く時は、
全力で寄り添い辛さに共感します。
楽しんでいたら、一緒に楽しみます。

大人が本気で共感してくれるって、
家庭ではなかなかないのかもしれない。

少なくとも私の記憶にはなく、寂しかったから、
子どもたちには寂しい思いをさせないと
きめています。

子どもから学ぼうとすると、
子どもたちはいくらでも教えてくれる。

子育てが役に立って、良かった。
今後も男子の支援、 
勉強しながら頑張ります^ ^

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