WhyよりWhat


失敗した人に声をかけるなら、
「なんで失敗したの?」よりも、
「何が原因なの?」の方がいい。

「なぜ?」には責める側の感情も入りやすく、
失敗した相手を余計に追い詰めてしまう。

反省を促す効果はあるかもしれないけど、
それは非生産的。
それよりは相手を責めず、
失敗ならその原因を突き止め、
冷静に対策を講じることができるほうがいい。

在日、訪日外国人に、「なんで日本に来たの?」と聞くより「何があなたを日本に連れてきたの?」と聞く方が好まれるのは、前者に責めるような意味合いが含まれてしまう可能性があるから。

Why did you come to Japan?より、
What makes you bring to Japan?ならば、
「京都を訪れてみたくて」
「たこ焼きが食べてみたくて」
「アキバで買い物がしたくて」
「富士山に登ってみたくて」
などなど、
来日のトリガーを話してくれるかもしれない。

このように興味関心から
話題を拡げられる可能性もある。

結論。「なぜ」より「何」で話そう。
責めるより共感。
教育、育児にも活かせそうですね。

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