☆進路☆
Y君の困り感を主任と共有する時間を頂いた。
昨日私が家の用事で休んだのを知らずに私を待っていたというY君。
内申書もあるので、所属学級の授業に出席しなければならないのに、Y君はまた逃げたそうで。
あき職員で捜索して発見されたものの、その後も全く気持ちが上がらず、授業には出られなかった。
進学希望の彼と通信教育希望の親とで、意見の違いがあり揉めたこと。所属学級に行くのは疲れるのでストレスが溜まること。
主任に話すうちに落ち着いてきて、午後からは授業に参加できたとのこと。
進路か。学校としては情報、選択肢の提示と助言はするけど、最終決定は本人だから、家庭でよく話し合ってもらうしかない。
とはいえ親と希望が一致しないのは、
確かに辛いだろう。
でもならば尚更、結果を出して通学でもいけることを親に証明すべきじゃないの?
そのためにはやっぱり所属学級の授業受けなきゃいけないよ。
社会には必ずしも、逃げ場や理解者はいない。
失敗しても助けてもらえないかもしれない。
自分でなんとかしなきゃいけないかもしれない。
支援級の子の場合、助けを求める力も必要だけど、助けてもらうには信頼されなければならない。
そのためにはやっぱり、逃げてちゃダメなんだ。
進学したいんだよね。私は君を応援する。
だから逃げないで。
最後までやるだけやってみようよ。
そうすればどんな結果でもきっと受け入れてまた歩み出せる。
それを少しでも彼に伝えていけるように、
私はますます試行錯誤していこうと思います…
Y君に「先生は頭いいの?」と言われた。
あなた、先生=頭いい、と思っているね。
ま、無理もないか。
「頭よくないよ。忙しいと混乱するし。私生徒に、私なんか忘れてたら教えてねってお願いしてるもん。教科係さん味方につけてさ、いろいろ教えてもらいながらだよ」
と答えたら、ふーん、みたいな反応だった。
自分の能力に向き合い、未来を考えるステージ。
周りの大人の姿を参考にしたいのかな。
私の生き方が参考になるか分からないけど、
未来の社会人に関わる社会人として恥ずかしくない生き方はしていこうと思う。
できる範囲で。
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