校長先生は大変


先方と話して来た
こちらの希望を伝えると
既に調整してくれていた

戦闘体制だったので、やや拍子抜けしたけど
無力な私の代わりにお上に交渉してくれたらしい

確かに条件は悪くなるので通常なら断る案件だけど
本当に困っているから、授業だけでも良いからって

そこまで言われたら人道的に、
断る選択肢はない

ていうかね、3月まで同じ職場にいた先生だったの
異動後にご妊娠されて、
訳あって産休交替が早まったんだそうで…

これは絶対に、断れないよ
あとは最善を尽くすのみだ

♪私は産休お助けマン
未来のままと赤ちゃんの応援団
未来のまま先生の教え子たちは
まるっと私が引き受けた
安心して赤ちゃんとの日々を迎えて下さい♪

そんな私は今回5回目の産休代替で、
その度に勤務校の校長先生とお話することになる。

最初の学校は産休入りと育休明けの隙間の、夏休みまでの2ヶ月間に代打がいなくて困っていた。
次の学校がすぐに決まったけど、その学校は4月から代替を探していた。
3校目は外国人担当という過酷な分掌まで用意して、計画的に私を待っていた。
4校目は同じ市まちで支援員の勤務中、しかも公立高校の非常勤や、隣まちの公立中学の後補充を兼務していたので、その3校の校長に交渉して私をすっぱ抜いた。静かに恐れられているやり手の校長先生ではあるけど、同じ年度内に産休が2人も出て、見るからにご苦労をされていた。

そして今回の先生も、本来なら常勤で異動させなければいけないところを何とかお上に交渉し、特例を取り付けてくださったらしい。

というのは私が今兼務している学校は、こちらの学校の生徒たちの大切な進学先。
年度途中で私を辞めさせる訳にはいかない訳だ。

確かに今の勤務校も、今年度開始ギリギリまで講師を探してだもんな…(で、私が午後のみという面倒な条件引っ提げて現れたというワケ)

校長先生は本当に、大変なお仕事ですね
今更デスガ…

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