★クルーズ船の功罪★


The city is visited by too many tourists.
受動態のハイライト。世界遺産ベニスが抱える問題について深掘りしています。

「その街は多くの観光客によって訪問される」
なんでこれが問題なの?いいことじゃん。
観光客が来ないと観光地は困るよね。

でも私、訳してない単語がある。
それはね、tooです。

tooはどういう意味だと思う?
調べたかな?そう、「〜し過ぎる」という意味。
だからこの文はね、「その街はあまりにも多くの観光客に訪れられている」ということなんだよ。

じゃ、それが具体的にどういう問題を引き起こすのか見ていこう。

ベニスってね、地中海クルーズの起点になっていて、ワールドクルーズと違って波が穏やかだから、ビルみたいな豪華な客船でクルーズできるのね。

で、空港もあるから、ベニスまで飛行機できて、
ホテル泊まって、翌日ベニス観光してから、
客船にのる。

だからものすごい数の観光客が、
一気に上陸行動するわけよ。

この写真をみてごらん。
もうソーシャルディスタンスなんて保てないよ。
スリも多いし迷子も出るし、ほんと大変。

でね、そんなでかい船だから、それだけ喫水もしてる。各社自慢の豪華客船がそんな何隻も来たら、
そらでかい波が来るよね。

その波が、水の都ベニスの柔な土壌をおびやかしている。ちょっと大雨が降っただけで、
サンマルコ広場すぐ冠水して、歩けなくなる。
せっかくベニスに来たのに、がっかりだよね。

当然住民の生活にも不便をきたしている。
移動手段の水上バスが、観光客にジャックされるんだからね。

さあ、問題はなぜ問題か、分かったかな?
ではみなさん、ワークシートに観光客と地元住民、それぞれの立場で心情をかんがえてみよう
to be continued …


最後の仕事で乗った船はRB社の世界最大船
処女航海だったから100人以上の大仕事
寄港地よりオーガナイズが大変だった

来週は、世界遺産を学習中の中学生に
このレアリアを見せてみようと思う⚓︎

kukuu. the worldwide tourleader

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