★絵本への興味★


未就園児Y君のレッスンで、
Y君がイルカの本に目を止めた。

葉祥明さんのバイリンガル絵本で、
洋書ではないけど絵が美しいので、
教室に置いていたもの。

読んでみたけど、
英語より絵に心を奪われていた。

それでいい。
絵から物語を想像し、想像力を使って言葉を習得していくのが絵本の効用だから。

でも内容は幼児向けではないので、
貸し出してご家庭で、親御さんに読んで頂くことにした。

親御さんは実は、英語を学び直したい方。

社会人英会話に参加したいけど、幼児の育児で時間がとれなくて、参加を断念したとお話し下さった。

そんなお母様だからこそ、
貸し出してみようと思った。

葉さんの本は環境問題や戦争、地雷撤去を扱うので、高校の図書室にもあるくらい難しいのに、
絵が優しい。

子ども向けの本や詩集もあるんだけど、
それはまた小学生になってからね。

これをきっかけに、親子読書の時間に英語が入るようになると良いな。

小学生からは多読を取り入れるため、「Reading Tree」というシートを使い、
洋書の読破記録をつけている。

今の小学生は忙しいから、
借りても読まずに返すこともあるけど、
それでもいい。

カバンに洋書が入っているということが大事。
できれば取り出して、ご家族も手に取れるように、家族のスペースに置いて欲しいけど。

Reading Tree はポイントシートにもなっていて、100マスで完成、1000ポイントゲットできる。

「こんなに洋書を読めた」という自信に繋げてもらうと同時に、洋書へのハードルを下げ、身近に感じてもらい、できれば何回も借りて、読む事を楽しんでくれたら良いなと思っている。

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