大きくなったね
長女に生理が始まったことを夫に話した
普段から自分の身体状態を伝えることで
女子の親として女性の身体のリズムに
関心を持ってもらうよう仕向けてきた
長女が朝起きれない日々が続き
身体の不調を訴えていた頃から
学校でファーストナプキンをもらってきた頃から
生理の話をしたり、ナプキンの準備もしていた
私の話はあくまで私見で個人の体験談でしかない
けどそれがとても貴重な話なんだと心して話した
お友達が生理が来たみたいだと
ソワソワしだした長女
話してくれたことに安心しながら
早い遅いは気にしなくていいと話していたら
長女にも、その時がきた
赤ちゃんを迎える準備ができたことは
とても嬉しいことで、昔はお祝いしていたと話すと
「痛いのは全然嬉しくない」と長女
…全く仰る通り
生理なんて子どもをまだ望まない人や
勉強、仕事を頑張りたい人には邪魔でしかない
痛いのを我慢して集中するのは辛いから
私はさっさと痛み止めを飲んで誤魔化してきた
長女にも、無理して我慢しなくていいよ
痛みを軽くするお薬もあるからと伝えた
でも本人は、薬はいらないという
その上、紙ナプキンではなく
布ナプキンを使い始めた
服薬や紙ナプキン使用の方が楽なのに
楽な方に逃げず、身体に優しい選択をした長女
彼女は、私より優秀だった
布ナプキンは洗ってつけ置きしたものを
洗面器に入れてお風呂に置いているので
夫にも伝える必要はあった
長女の生理が始まったこと
彼女が布ナプキンを選択したこと
お風呂に置いてあるけど触らないか
簡単に洗い直して洗濯機に入れておけばいい
ただしあなたがやったとは伝えないでね
パパには絶対触られたくないんだからね
生理については学校で習っていないだろうから
知りたかったら自分でネットで調べてね
私に聞いてもいいけど、聞きたくないでしょ
あとは学校の保健の教科書が参考になるかな
今日は子どもたちとのお出かけを夫に委ねた
中学に入れば絶対父親とは出かけなくなるよ
今のうちだからね
生理の相談もしないから、見守ってくれたらいい
思春期女子に父親ができることは見守ることだけ
ここまで話したら夫がひとこと
「さなも、大きくなったね」
見た目が大きくなったというより
大人になったということ
大人の異性という
少し遠い存在になったということ
私には彼の真意は解らないけど
多分そう言う感じかな
娘はいつか嫁がせなければならないという
寂しさもあったのかな
中学の先生ですら
思春期女子は苦手という
本音が聴けない、解らない存在
近すぎる父親は尚更だろうな
姉妹の母としてここは私が
娘たちを支えないといけない
とはいえ
夫の寂しさに寄り添うのも
後回しになりすぎないように
しないといけないなと思う
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