言葉の力★
私は不登校生徒に会うことはないけど
現場では別室登校室や特別支援教室などで
集団に入れない生徒に対峙している
行き渋り傾向のある子や、
不登校の予兆を見ることも
そして通常級での、生徒たちの様子も見ている
授業中と休み時間、部活、塾、家庭でそれぞれ
全く違うんだろうし、家庭、自室以外は相当なストレスだろうなということは容易に想像できる
だから、社会から逃げてしまう
そんな子どもを見て、親は苦しんで学校に話す
先生は授業以外にも、大切な時間と労力を奪われる
その責任と負担が重すぎて、教員の成り手は減り、学力は下がるという構図
ではなぜ学校が負担なのか、私の見えている世界からの私見をすこし述べると
言葉の力を軽視している
教師たちは言葉の力を熟知して、
注意深く扱っている
励ます時も叱る時も、適切な言葉を選んで使う
名前の「さん」づけも、ジェンダーに配慮して
でも子どもたちは、どうだろう
「先生、マジむかつく、あいつ殺していい?」
耳を疑うようなことを、最も簡単に口にする
「おまえマジうざい、消えろ、しね」
これは通常級の休み時間に耳にする言葉
こんな言葉を言われ続けたら、行きたくなくなる
小学校で、チクチク言葉はダメだと教わっている
中学では、学力を上げないといけないので
そこまで言わない
でも、中学でも言わないといけない
言葉の力を知り、大切にしてほしいと
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