集団という呪縛★
日本にインクルーシブ教育が受容されにくいのは、集団の調和を大切にしてきたから。
日本は和の国だから、異質なものを排除し同じであることで、集団の力を発揮してきた。
でもそれでは通用しなくなってきている。
最近の円安で、外国人が日本になだれ込んでいる。静岡も映えポイントとして富士山がアツいけど、開山したらさらに加熱するだろう。
治安の良さは世界一、その上物価も安いとあれば、観光客は確実に増える。不景気日本としては、このインバウンド需要を利用しない手はない。
そのまま気に入って移住してくれる外国人が増えれば、介護などマンパワーが必要な分野での労働力不足解消も見込める。
ただ、それにはやはり外国人生徒たちの公教育環境を整備する必要がある。日本式に学級集団の調和を大事にする環境では、それにあわせられない外国人たちは、生きづらさを感じることになる。
インクルーシブをやると集団生活に適合できなくなる、という意見があるようだけど、日本人だけの集団を保つことが難しくなっているのに、外国人にも集団の和を強いるのは無理がある。
そろそろ集団の呪縛を見直すことが必要。
クラブハウスの教育部屋での会話に参加して、そう思った。
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