夏休みの図書館

夏休みの図書館は

実にいろんなことが起きる

あるはずの本がないケースでは

①配架ミスで所定の場所にない

※利用者が配架した可能性もある

②貸出処理がされず持ち出された

※この場合は出口で分かるはずなので

ICタグが反応しなかった可能性がある

①はあるあるで、②はレアケース

ICがついていない、反応しない、違う本に紐づいていたなど、IC案件はちょっと厄介。

で、今日。閉館間際に起きた、その案件とは…

貸出中の本を「返却した」と利用者に言われた案件。

「え、借りたけどすぐ返したよ」

慌てて棚あたりしたら見つかった。

おそらくご自分で戻したのだろう。

返却処理がされず書架に戻されると、貸出中のままになるから、こうして職員が探すことになる。

開館中の返却は、カウンターを通しましょう。

※閉館時はブックポストへ。

「こないだあなたに出してもらったブルーベリーの本、また借りたいんだけど、なんて本だか忘れちゃって」

え、本当にわたし⁇←身に覚えが無い

ブルーベリーの何を調べたいですか？

栽培法？調理法？

料理本をご案内したら、どうも違うらしい。表紙がブルーベリーで、栽培法も載っていたなどの追加情報に基づき、園芸コーナーからブルーベリーに特化した栽培本をお渡し。

「おー、これこれ。ありがとう」

あとでレファレンス記録を調べたら、先週、同期が対応した記録が残っていた。

彼女、有休とって夏休み中。

ま、彼女、若いからね。

て、私、似てるのか⁉︎

「なにかお探しですか？」

ご夫婦に声をかけると

「ここは図書館ですか？以前は2階にありましたよね。随分変わってしまったから、びっくりしちゃって」

それもそのはず。相良も榛原も、他施設内に併設された図書室だった。

それが、かたやリノベーションした複合施設内に移設され、かたやワンフロア図書館として大幅にリニューアルしたのだから。

とはいえ、こちらは元劇場の文化センターなので、老朽化が激しい。

水道管の不具合で水漏れもひどく、一階のトイレは使えなくなって久しい。

なんてことは、言わなかったけど。

あと何年、勤められるのかな、私。

※渡り鳥ですからネ

「ねぇ今、先生いた」

「先生じゃないよ、

店員さん」

…図書館職員です。

「パチンコ屋とか行くと、冷房効きすぎててさ。寒いんだよね。このくらいがちょうどいい。いやぁ、居心地いいんだよね。」

とか言って長居する方、増えてきたかも。

おとうさん、靴脱ぐのはやめよう。

学生さん、ここでお菓子はダメよ。

子どもたち、走らない、騒がない。

図書館リテラシー、啓発必要⁇

You can’t pay me enough to try skydiving.

あなたは私にスカイダイビングさせるために十分な金額を支払うことはできない

→いくら積まれてもスカイダイビングだけは絶対やらない

言い回しは違えど、ニュアンスは解る

これだから外国語学習は面白い

あしたは休肝日

電灯、傾いてた

相違点を受容したら

共通点が見えてくる

明日は早番