レセプションの浅井さん
客船には必ず、レセプションがあります。
ゲストリレーションデスクとか、インフォメーションと書いてあることもありますが、大抵ツアーデスクと同じエリアにあります。
私はかつて客船の、ツアーデスクで働いていましたので、レセプションの動きはよく見ていました。
ツアーデスクには営業時間がありますが、レセプションは24時間。
船の運航やツアーに遅延などの問題があり、ツアーデスクに人が押し寄せるような時は、デスクを開けたくなくなります。
そしてツアーデスクの時間外には、私達の仕事もレセプションが代行してくれます。
絶対、レセプショ二ストになったら、気が狂うと思っていました。
そんなレセプションにいたのが、浅井さんです。
浅井さんはチーフレセプショ二ストで、困ったら浅井さん、とりあえず浅井さん的に、誰からも頼りにされていました。
どんな案件がきても表情を変えることなく、そつなくクールに対応しているように、私には見えました。
密かに憧れていたのかもしれない…
とある場所で浅井さんというお名前の方に再会して、ツアーデスクから浅井さんを眺めていた日々をふと思い出しました。
浅井さん、元気かな…
※写真はイタリアの世界遺産、アルベロベッロ。
白川郷と姉妹都市です。
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