りんごの皮むき

中学1年生の家庭科の授業を見学させていただきました。
「りんごの皮むき」をやると聞いて、どんな指導をしてくださるのか、興味があったのです。

広い家庭科室に生徒達を座らせ、まず包丁の取り扱いについての説明。
洗い方、運び方、渡し方。
まだ剥き方までいきません。

手を洗い、りんごを洗い、包丁を洗い、
全員着席するまでで、1時間終わりました。

なるほど、これが2時間必要だった理由かと
納得。
(実は家庭科で2時間とるために、私の授業を1時間トレードしたのです)

しかし私は次の時間、助勤が入ってしまい、
見学は以上。

結局、りんごの皮を剥くところには立ち会えませんでした。

でも、中学生になっても
包丁すら扱えない子がいるのだということ
いろんな子がいる中での指導は本当に大変だということが、よく分かりました。

家庭の事情は様々で、家庭で教えるべき部分も、学校に頼らないと行けない場合もあり、
家庭が学校に期待する部分も増えるわけです。

家庭科の授業って本当に大切。
と、りんごすら向けない昭和の夫を持つ妻は
つくづく思ったのであります。

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