完璧でないから良い

最後の勤務日は学年部のみんなで
教室整備をしました。

今回は時間があったので
次の学年に明け渡すために
十分な準備ができました。

最後の今日は、不要な掲示物を剥がして
剥がした後の壁を綺麗にしました。

長年貼りっぱなしだったため
なかなか頑固なノリの跡が。

「ノリ剥がしスプレーってあるよね。
とってくるわ。」
そう言って消えた副主任が持ってきたスプレーを壁にかけると…

なんか、変。

もう一回かけていたら、
「あ、それ、ノリって書いてあるよ?」

なんとノリを剥がすのに
ノリをスプレーしてしまっていたのです。

「ごめんごめん、また取ってくるわ」
そう言って副主任は  
ノリスプレーを持っていなくなり

「今度は大丈夫。名誉挽回」
と言って、ノリ剥がしスプレーを持って来てくれました。

しかし、さっきのノリスプレーがベタついて
なんか上手く剥がれないなぁ〜と
他の方にイジられていました。

「ああいう完璧そうな人が
こういうところあると
なんか安心するよね。」

その通り。

研修主任であり、授業は完璧で
校長先生からの信頼も厚い副主任は
時々抜けてて、和ませて下さいます。

私も抜けてるけど。

完璧じゃない方が良いこともある。

…人間だもの(ᵔᴥᵔ)

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