いじめの本質
夏休みの美術室。
ふとみたら友達の絵が
自分より上手かったから
「上手い」と言わず「下手だな」と
言ってみた。
言われた子は傷つき、
言った子に事情聴取。
「自分の絵は下手だから、
自分の絵に対して言った」
…羨ましかったのか。
だとしても、そんな事言ったら
相手が傷つくと思わなかったの?
「思った」
でも言っちゃったんだね。
もしあなたの言う通りなら、
相手の誤解を解かなきゃいけないね。
あとは子どもたちに委ねて、
大人は経過を見て必要なフォローを。
でもこれって、いじめの本質かも。
本当は羨ましいのに、
素直になれずに嫌味を言ってしまう。
言った方はスッキリするけど、
言われた方は傷つく。
こう言ったら相手はどう思うか、
その想像力や相手を思いやる気持ちは、
自分も辛い目に遭わないと
なかなか育たない。
優しい人は強い人。
心の耐性を育てたい。
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