外国人生徒への対応
日本の学校はまだまだ外国人生徒に対応していないので、外国人担当は結構大変です。
普段の授業が日本語で行われるのは仕方ないですが、テストも日本語なので、設問を十分に理解できないため、回答できないのです。
私はたまたま英語の専門なので、英語の設問はある程度翻訳できますが、英作文の設問を英訳すると、そのまま回答になってしまうので、ALTと相談しながら翻訳しています。
とても時間がかかりますが、正確な評価のためには設問の理解が必須です。
同時に外国人生徒の日本語力を上げていく必要もあるので、難しいところです。
今後ますます外国人を受け入れないといけないこの国は、その子ども達である外国人生徒の教育の充実も必要です。
現場での対応に任せられている部分が多い現状が、改善されていくと良いです。
外国人生徒には、なるべく支援員や相談員を手配しますが、相談員は何校も掛け持ちしていたりして、十分ではありません。
本来なら日本語学校やバイリンガルスクールに行くところを、普通学校に押し込めているので仕方がないのですが、対応にも無理があります。
外国人担当は、外国人の教育から家庭との連絡、相談員の手配などを任せられるのですが、これはやらないと大変さが理解できません。
こちらも理解を求めていきますが、無理があるなと感じることも度々あります。
大変さはありますが、使命と思い、心して頑張ります。
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