校則に思う

校則の髪型や服装規定。ツーブロック、セーター、タイツ、靴下、スニーカー、ベルト。最近ではマスクも、色やデザインが規定されている学校もある。

冬、寒いのに、制服の下にセーターを着てはいけない。中高生は、寒いか暑いか、自分で判断できるのにもかかわらず、自分で決める権利が保障されていない。

防寒対策、水分補給、日焼け止め禁止。黒染め指導。大人であれば当たり前に使用できるものを子供から取り上げている。

納得できない規制、制限には、誰だって反発したくなる。校則を設ける本来の意味合い、どんな目的で設定されているのかを説明できるようにしておかないと、大人と子供の対立を生んでしまう。

与えられたルールに従うのではなく、なぜそのルールが必要なのかを、生徒が主体的に考え、学校や教師との対話を通じて、納得できるものにしていく必要がある。

学校生活に直結する校則の見直しを通し、主体的で対話的な深い学びへとつなげていきたいと思う。

  

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