中学校の卒業式
今年の卒業生は、1年生の宿泊訓練、2年生の職場体験は経験できたけど、3年生の行事がほとんど行えませんでした。
卒業生の言葉の中で、昨年2月27日の休校宣言の話では、声を詰まらせていました。
計画していた3年生を送る会、修学旅行の延期、そして中止…
行きたいところに行けない。逢いたい人に逢えない。
当たり前が当たり前でなくなったことで、
多くを学んだ一年。
だからこの卒業式が行えることが貴重で、
この時間が大切で。
去年の卒業生も辛かったけど、今年も辛い。
よく頑張ったね。
親御様も、親15年間。義務教育9年間、
お疲れ様でした。
うちは長女が後5年。たったの5年しかないのか…
子どもたちと過ごす今を、大切にします。
明日は次女の卒園式です。
長女入園から9年間。2人分の感謝を込めて。
今日の卒業式は、保護者受付の配置につきました。保護者へプログラムと共に、生徒からの手紙を渡します。手紙のタイトルは様々で、「親へ」「家族へ」「両親へ」など。
開式してからも、「尊敬する両親へ」というタイトルの手紙が残ってしまって、せっかく書いた手紙、受け取りに来てあげてと、祈るような気持ちになりました。
結局遅刻してこられたようで、生徒は発熱欠席1名以外、不登校、通級、支援級全ての生徒が出席という結果に。私は、外国人クラスの子が巣立っていくところを見届けられただけで、感無量。まして30人以上を送り出した担任の先生方のお気持ちは、いかばかりのものだったことでしょう。
本当に尊い仕事。
この先もたくさんの生徒が、ここから巣立っていきますように。
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