適度な距離

今日も全学年学年運営でしたが、支援員の勉強会に参加するため、出勤させていただきました。

市内の小、中学校の支援員30名ほどのうち、中学校の支援員は6人。その中に、昨年度まで小学校の支援員だった方がいて、中学校の支援との違いに戸惑っていらっしゃいました。

小学校はスキンシップをしながら距離を縮めて
安心して話せるようにしていくことも可能ですが、
中学校では、このやり方はできません。

特別支援の場合、特に情緒の場合は
過度なスキンシップは、身体の大きな中学生では
危険が伴う場合もあります。

むしろ過度に近づき過ぎない、
適度な距離が必要になります。

また、中学校には「交流」と呼ばれる
普通級の授業に入る場合の支援が必要になります。

「交流」の狙いは、生徒に学年相当の学力がある場合、一斉授業に入る事で、状況把握や協調性などの社会性を学ぶことですが、そもそも皆と同じ課題をこなせないので、宿題などで補充学習をしないと、学力は維持できないと感じています。

それに支援員は教員ではないから、
全科目フォローするのは物理的にも難しい。
※私の場合、英語しかフォローできない…

勤務時間や立場の制約がある中で、親でも担任でもない支援員が思春期の子どもにどこまで関われるのか、
支援員ならではの支援のあり方が求められます。

私も中学校の支援員としてはまだ1ヶ月ですので、分からないことだらけ。

まだまだ手探りですが、頑張ります^ ^




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