テスト返し

今日はテスト返し。
1年生は中学校初めてのテストに悲喜交々。

努力より要領の世界なので、必ずしも努力は報われないけど、その敗因を分析して次に活かせるかどうかに、次の成功はかかっている。

英語のtestには「能力などを試す」という意味があります。失敗は成功のための実験。
しっかり見直して、ぜひ次に活かしてほしいです。
テストは自分の弱点を見つけて補強し、次に備えるためのもの。その未来が見えていないと、テストは嫌なものでしかない。
点数だけみて捨ててしまう子もいる。

でも校内テストは、先生たちの手作り。テスト制作、実施、回収。担当4クラス120人以上の採点をして、記録してなるべく翌日には返す。
これがどれだけの労力か、分かりすぎて頭が下がり過ぎるくらい下がります。

年10数回の単元テストはともかく、定期テストには本当に気を使います。テスト制作は外部委託できないため、日々の授業をこなしながら、制作しなければなりません。

そんな大切なテストを、点数だけ見てポイはあんまりです。勿体ないし、単純に悲しい。先生たちの労力を踏み躙る行為です。

テストは大切な教材。生かすも殺すも自分次第。
出来る人は徹底的に過去問を解いて出題傾向を分析し、本番に臨みます。

勝ちたかったら相手を知る。校内テストは授業をしっかり聞いていればできるんです。だって授業者が作るんですもの。授業中に出題するところも伝えているし、範囲も指定されている。聞かなければテストでもできないし、練習しなければ本番で失敗するのは当然です。

この話は散々してきましたが、響くのは受験生になってからという子が殆ど。
いかに早く気づいて、自分なりに戦略を立てるかで、未来が変わってきます。

次は成績。三者面談。とりあえず切り替えて、夏休みまで頑張りましょう^ ^

※親御様へ:
お子様の実力を、点数だけで判断することは危険です。点数を現在の実力の指針として、そこからどう上げていくかを一緒に考え、サポートして行きましょう。
ミスの分析は、塾や家庭教師などの力を借りても大丈夫です。親が点数だけで評価してしまうと、お子様は点数さえ良ければ良いと思ってしまいます。

だから悪くても叱らないで。傷ついているお子様をより追い詰めることになります。

最初が肝心です。良くても悪くても、次に活かすことを必ず伝えていただけたらなと思います。
点数が悪いと叱りたくもなりますが、テストだけが全てではない。

長い目で見ていきましょう。

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