日本語教室
今日は久しぶりに、
日本語教室を覗きにいきました。
前任校では私が外国人担当で、非常勤とALTと常勤の先生方で回していました。
こちらでは、日本語教室担当のM先生が常駐しています。
先生が常駐しているので、取り出し表は不要。
外国人生徒が来たい時に来ます。
M先生と担任には、口頭で来室予定を告げます。
生活日本語はできる子ばかりなので、
口頭でOKなのです。
いろいろ恵まれていて、教科もちながら必死で外国人教室回していた私が滑稽に思えてしまいます。
しかしやはり、日本語指導が大変なのは同じ。
どんなに生活日本語ができても、授業理解や入試には、より高度な日本語が必要だからです。
そんな経験から、日本語教室に来た外国人生徒の日本語レベルをついジャッジしてしまう私…
日本語ゼロの子はいないけど、外国人特有の理由で就学が遅れてしまった子のお話は、よくあるお話。
これから外国人を受け入れていきたいこの国は、外国人も日本人と同じように、きちんと就学支援していかなければならないはずなのですが…
特支の支援とも重なりますが、義務教育が終わるまでに、進路の確保が難しくて、悩ましいところです。
特支の中にも外国人生徒はいます。
しかし名前や外見では分からないこともあります。
でももしかして…と確認したら、やっぱり、
ということもあります。
日本語指導をする必要はなくても、両親との文化の違いに悩むこともあるでしょう。
父子家庭で、ブラジル人のお父様に反抗している
女の子は、絶対ブラジル語は話しません。
ブラジル語も日本語もできる素晴らしさに気づくには、もう少し時間が必要なのかもしれません。
家庭の事情と思春期とコロナ。経済も心も揺れている中、学校に来れるだけ偉い。
楽しい夏休みを迎えてください。
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