母は偉大
人生で1番辛かったのはいつですか?
私は学生時代です。
母が弟を連れて出て行った時、私は17歳で、
心のバランスを崩して、
学校に行けなくなりました。
受験は失敗し、父には反発し、
進学はしたけど早く家を出ることばかり
考えていました。
母には優しさを、父には強さを求めていたのに、
母に捨てられ、弱い父を見たくはなかった。
だから私は強くなろうとして、
強いフリをしたけど、
上手くいかなかった。
でも、奨学金で念願の留学が実現すると、
少しずつ自信を取り戻すことができました。
英語を武器にするようにといつも言っていた
母から、留学先にエアメールが届き、
「貴女は強い」
と書かれていました。
卒業後、旅行の仕事に進み、貴重な経験を積めたおかげで、産後も病後も英語を武器に、
闘うことができました。
離れていても、
母の言葉は偉大だと今でも思います。
学生時代を支えてくれた、
今は亡き父にも感謝です。
私はよく育ちが良さそうと言われてきました。
強くて完璧な女性だとも言われます。
でも全然そんなことはなくて、
貧乏で家庭崩壊して、
正月に親戚が集まることもないような家庭です。
頭も身体も神経も弱くて、
甲状腺やら卵巣やら肝臓やらと、
内臓を患い続けています。
最近は治療のせいか疲れ易く、
夏休みなのに頑張れないし、
母親としても妻としても全く不完全。
ダメダメです。
でもこれが私。
これで生きていくしかない。
だったらさっさと諦めて、
手持ちのカードで全力を尽くすのみです^ ^
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