レオ・リオニさんの本
レオ・リオニさんの本を学校に持っていこうとして、
ふと疑問に思いました。
Swimmy のクライマックスで、Swimmyが指揮を取り皆で敵を追い払うシーンがあります。
この物語は小学校の国語の教科書に載ったのですが、日本の小学校においては、集団の力や団結力を鼓舞する意図に取られがちです。
でもこの解釈は個性の埋没や同調圧力に繋がる危険もあります。
翻って皆を配置して自分は目になったSwimmyは、適材適所と個性を活かす価値を伝えることもできます。
今の時代には、後者の方が合っている気がします。
そして今回、持っていこうとした”A color of his own”ですが、これは身を置く場所によって色が変わる性質を嘆き、自分だけの色を探すカメレオンのお話。
こちらは個性の価値を伝えていますので、スイミーの後者の解釈と通じるものがあります。
この理解について、外国人の先生のご意見も聞いてこようと思います。
なぜタイトルに、定冠詞Theではなく不定冠詞Aを使っているのかも、確認してきます^ ^
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