好きすぎて草

はなちゃんはK先生が大好き。
でもK先生は、隣のクラスの先生です。

ある日、はなちゃんのクラスのS先生がいなかったので、はなちゃんはK先生のところにいきました。
毎朝提出する検温確認シートにサインをもらうためです。

K先生は、S先生のサインをしました。
シートには担任の先生のサインが必要なので、
代筆したのです。

でも、K先生のサインが欲しかったはなちゃんは
泣いてしまいました。

その日は1時間目が国語で、主人公の気持ちになって手紙を書いてみる、という課題がありました。

国語の先生は書き方のお手本を見せてくれました。
拝啓で始まり、敬具で終わる、正式な書式でした。

すると先生は、差出人のところにK先生の苗字を書き、その下にはなちゃんの名前をつけました。

中学生のはなちゃんは、素直に喜びはしなかったけど、一気に機嫌が良くなりました。

クラスメイトたちも、K先生とはなちゃんの結婚式の話をしだしました。

国語の先生の計らいで、みんなの思考が明るい未来に向かい、歳の差やライバルを気にするはなちゃんを励ましだしました。

はなちゃんが明るくなったところで、授業は無事終わりました。

良かったね、はなちゃん^ ^

※はなちゃんは仮名です。


授業の後、国語の講師の先生に見事な計らいに感銘を受けたとお話したら、先生は、「私、はなちゃんの気持ち、すごい分かるんです。私もはなちゃんみたいな中学生だったから」と話してくれました。

正直私は、中学生がそんなことで泣くの⁇と思い、授業に参加させようとしていました。
私は既婚者だし、育児で忙しいから、恋心なんてとっくに忘れてしまっているのかも。

生徒の気持ちが分かるって、大切です。
でも私は歳の差婚は無理かな…

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