教育は共育

子どもの学力が上がらないのは指導者のせいだという意見があります。

たしかに指導者はプロとして、子どもの学力を上げなければなりません。

ただ、学力が上がらない場合、指導者だけのせいではない気がしています。

どんな指導者でも上がる子は上がる。下がる子には下がる原因があり、それは指導者の指導力不足ばかりではないと思います。

ある中学生がテストで悪い点を取って、先生に

「先生どうしてくれるんですか」と言ってきました。

それはその子が勉強しなかったからかもしれません。

校内テストなら、授業を聞いていれば取れますので、授業を聞いていなかった可能性もあります。

また、授業中に宿題を課されると「教育委員会に訴えてやる」という子もいました。

それは家庭で、親が教育を学校に一任しているために出た発言かもしれません。

教育は学校だけではなく、

家庭、地域でも行われるべきです。

税金を払っているから、義務教育だからと

学校に一任するべきではないのです。

私は教育者としても保護者としても、未来の地域社会を担う子どもたちを協働して共育すべきだと考えています。

子どもの学力について、学級集団の1人であるにも関わらず、時間外なのに親身に相談に乗って下さる小学校の先生とお話していて思ったことです。

家庭の教育力、落ちてるなぁ。頑張ろう私。

そして先生方、

いつも本当にありがとうございます。