英語は要らない?
自動通訳の技術が進歩して外国語を学ぶ必要がなくなったという声を聞きます。
外国語は日本では不用だし面倒だと感じている方にはそうかもしれませんが、外国人がいる職場や学校でコミュニケーションをとる必要のある方からは
違う意見が聞こえてきそうです。
目の前で翻訳機を使うより、
直接話せた方が楽しいし嬉しいからです。
実はその体験の積み重ねが、
外国語学習の原動力となります。
母語を獲得していく時の、発話前から育児者とコミュニケーションをとりながら言語を獲得していくのと同じです。
外国語は外国人とのコミュニケーションのツールであり、異文化理解でもあります。
言語理解は文化理解であり、相手の文化を尊重することにもなります。
知識を元に思考判断しアウトプットする。
これを観点評価にしたのは、話せる使える英語を目指す一方、外国語学習を通じて得られる副産物を期待しているのです。
外国語学習の楽しさを伝えたい。
旅する英語先生のつぶやきでした。
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