タブレット以前
タブレットが来る前
先生は板書して授業していた
黒板は目に優しい深緑だけど
角度によっては見えにくい子もいる
講義型ではなくコの字型にした学校もあったけど
コロナが来て、講義型に戻った
同時にタブレットがきたので
机上での個別作業も増えた
先生はタブレットに課題や動画を貼ったりして
全ては板書しなくなった
板書を撮影してタブレットに貼る先生もいた
チョークで書いて消しての粉塵による
健康被害もなくなるだろう
それでも先生は板書する
電子黒板がないからだけど
ハードはなかなか変わらないから
学校統合まで、板書は継続かな
いつかこの板書も黒板アートも
過去のものになるのだろうな
時代の流れだから、仕方ないね
年末の外科手術後、教壇に復帰した私は右腕が上げられず、力も入らず、板書を懸念していた。
そこで当時の教科書の本文を、模造紙にコピーして教科係に貼ってもらって、
4クラス使い回していた。
紙なので、書き込んだら消せない。
それでも黒板に書くよりは、マシだった。
その年の春からは非常勤で、
リニューアルして最新設備が整った校舎に
赴任した。
そこには黒板は皆無で、おりしも教科書がデジタル化し、ホワイトボードに本文を映しだすことができた。
音源も当然データ化していて、ラジカセ不要。
フラッシュカードもピクチャーカードも要らない。
何てこった。これができたら私、
どんだけ楽に復帰できたことか。
こればかりはタイミングだから仕方ないのだけど。
術後の後遺症を克服し、回復してくるにつれて、
また授業がしたくなってきた。
中学校は後補充で月一で他校に授業しに行っていたけど、2学期からは高校のお話も頂き、
週2で5コマ頂くことができた。
そんな私に、臨時講師を打診してきたのが、
今の学校。
3校を任期途中で半ば掠奪される形で、
任用して頂いた。
その冬から春までの5ヶ月は、
まるで嵐のような忙しさ。
産休が2人もでて、おめでたいことではあったけど、私もあとからきた代理の先生も、
状況把握に必死だった。
そんな私も今は慣れてきて、
相変わらず非常勤で
高校を掛け持ちして走り回っている。
働けるって、本当にありがたい。
でもやっぱり、中学校の常勤はキツイかなぁ…
※よくご依頼頂きますけれども^^;
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