★30年後★


今日の講演会で、
30年後を想像するワークがありました。

子どもたちが大人になり、
大人が高齢者になる未来。

日本にいるのか、生きているのか、それすらわからない、先の見えない時代だからこその問い。

平和を脅かす不安材料も多く、
このままこの国が平和である保証は
どこにもない。

人は成功体験により自信をつけ、
人にも同じ体験をさせようとする。

画一教育で日本を豊かにした世代は、
子どもにも画一教育を受けさせるのが
正しいと思ってしまう。

ただそこに近年、歪みが出てきた。
さらに3年前、コロナが来た。

画一教育は変化を余儀なくされ、
まず指導要領が、そして教科書が変わった。 

評価の観点が増え、履修内容も増えた。
同時にギガスクール構想が入ってきた。

正直、キャパオーバーだと思った。

これから現場に入る学生はそのつもりで準備してくるけど、現場の教員はこれまでのやり方を捨て、
さらに新しいやり方に変えていかなければならない。

その変化は速くて、なかなか追いつけなかった。 
今だって追いつけないでいる先生はたくさんいる。

高校にも変化の波は来ていて、義務教育下のギガで学んだ学生たちを受け入れる不安もある。

大きく変わるのは評価の観点で、テストだけでなく授業の中で評価をするには、どういう授業をすればいいのか、中学ではどんな授業をしているのかと、高校の先生によく聞かれる。

小中と違い中高の連携は少なく、
情報の風通しもそんなによくはないのだ。

30年後は小中どころか小中高で一貫教育が行われて、教員間の風通しも良くなり、定期テストも通知表も無くなっていると良いなぁ。

中学は先週期末試験。高校も月末。
この後は評定をつける仕事が待っている。

勤務時間内にはできないから時間外労働。
高校も非常勤は無償奉仕となる。

私が現役のうちには、変わりそうもないかナ…


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