外国語の先生の方が有利⁈

スペイン語のレッスンを受けていて、気づいたことがあります。
それは、母国語として教えるより、外国語として教える方が有利、ということ。

私は日本語教師の資格に挑戦したことがありますが、母国語を外国人に教える難しさに挫折しました。

日本語教師は日本語を日本語で教えますが、英語も英語で教える流れにはなっています。
しかし私は実は、英文法は日本語で教えた方が理解が速いと思っています。
会話はもちろん英語でいいのですが、大人になってからの外国語は、文法の理解が大切です。

スペイン語のレッスンパートナーが、先生に文法的な質問をしていましたが、スペイン語が母国語だと、上手く説明できないのです。
私たちが日本語の文法を外国の方に聞かれると、上手く説明できないのと同じです。

そんな彼女を多少フォローできたのは、私が外国語としてスペイン語を学んだからです。

外国人の英語の先生は、その存在自体が異文化です。
しかしその教える言語が、母国語であるとは限りません。

日本人の英語の先生は、英語を外国語として学んだ、日本人学習者の先輩です。
そんなところも、日本人英語教師の存在意義だったりしするのかな、と思います。

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