父の命日

父の命日。
子ども達は、お父さんが買ってくれた
ピカピカのランドセルに負けないくらい
大きくなるから、見守っていてね。

両親の仲は悪かったけど
父のせいではなかったし
母が出て行って不登校になりかけて
受験も失敗して、どん底だったけど

父子家庭の奨学金で、なんとか大学も卒業できたし
教免も旅程管理もとって、客船で世界も見てきたし
今があるのは本当に、父のおかげだなぁと思います

お父さん、ありがとう。

親っていうのはどんな親でもありがたくって、それは自分も親になれたから、どんなに手を掛けて育ててもらったかがわかったから、私はすごく幸運で、子どもも2人も授かって、それもとてつもなく幸運で、その子らを自分や伴侶を育ててくれた親に見てもらえるなんて、最高の恩返しをさせてもらえて、それがどんなに幸運かも、
よく分かっているつもりで。

だから、どんな親でも、
ありがたい

本当に、ありがとう。
ありがとう。


その電話は、父の主治医からのものだった。
本当に優しい父親だった。
私が勝手に、
自分の不運を片親のせいにしてただけ。

自分の父親を看取れなかった夫に言われて、
子ども寝かしてから走って、夜中についた病室で、
機械に生かされてる姿で、
私の手を握って、笑ってくれた父。

何かいう事ない?
なんにもない。
そうか。
なんにもないのが一番いい。
いう事たくさんあったら大変だ。
私も笑った。

明日は、
朝を迎えられたら、
もっと笑おうね。
…お父さん。

※あれから7年、経つのか…

もうすぐ、父の命日です。
知らせを受けてから毎日、
ひとりで牧之原と病院を往復していましたが、
この日は主人も面会に来てくれました。

次の日には話すことも、
目を開けることもなかったので、
本当によかった。

今日は、次女の看病しながら、
父を思う日にします。

昨夜、病院から帰宅したら、
家事が見事に止まっていた。

でも。
父の病室に孫の写真届けて、
闘病する父を笑顔にしてくれた。

旦那いて、良かった。
喜びも悲しみもはんぶんこ。

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