★給食問題★
1年生の教室で
ちょっとした小競り合いがあった
担任不在で私が代理で給食に入っていると
給食を残す子に、残すなと詰め寄る生徒が
至ってシンプルな状況だったにも関わらず
言われている方は何も言い返さない状況で
どんどん逆上していくので不穏な雰囲気に
急遽男性教員に援護を要請することにした
おかげで手を出すことはなかったけど
言い掛かりをつけた生徒は他の生徒に
残す子への不満を更に言い続けていた
落ち着くまで見届けてから主任に報告
授業の件で声をかけてくれた教頭先生にも
報告すると
「あー素が出たね。
担任がいないと素が出るだよ」
とさらり。
担任は剣道家。規律と礼節を重んじる学級経営には尊敬しかないけど、一方で厳しい担任には素が出せず、不満を溜める可能性もある。
それが担任不在で爆発。些細な小競り合いが蓄積された不満に火をつけたのかもしれない。
気の毒なのは被害者。ブラジル人の彼には日本の給食に食べられないものがあって当然。
ALTも給食が苦手で弁当を持参している。
私だって海外で、どうしても食べられなかったものもある。ワニと芋虫は食べたけど。
その子には話を聴いて共感するに留めたけど、給食問題については未解決。完食を追求するあまり、完食できない人を追い詰めてはいけない。完食という自分の正義を、人に押し付けてはいけない。
そのあたりの話は担任に委ねるべきなので、
週明けお話してみようと思う。
簡単な経過報告は置いてきたけど。
多文化学級経営は、違うことを認めない日本では
本当に大変。
お疲れ様です。
帰りの会で私が話したこと。
「今日、給食で揉め事があったけど、みんなで声を掛けあって、自分たちで解決したよね。
それがあなた達の良いところです。
これからもそれを伸ばしていってください」
そういう私は男子中学生の制御不能な力の暴走を知っているだけに、1人で小競り合いを止める自信がなく、成人男性の援護を求めたので、
さりげなく自分のフォローも入れたことに、
12.3歳の彼らは気づいただろうか…
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