私が世界を回ってきたわけ*その1
日本にいたら英語必要ないじゃん。
俺日本人だし、英語なんて無理。
その発言に反論したくて、私は先生にならずにツアコンになりました。
学生時代、教職を履修しながら学習塾の講師をしていました。
中、高生で塾に送り込まれてくる生徒たちは全員英語に後ろ向きでした。
英語は楽しいだけではなく必要不可欠になる事を伝えるにはどうしたらいいか。
私の答えは、それを立証する事でした。
卒業後、教員にならずに海外経験を積むために旅行業に。しかし思うように海外の仕事が入らず、国内添乗しながら思い悩む日々。
当時大阪にいた私は、朝関空から舞い上がる飛行機を、環状線を走るツアーバスからいつも見上げてため息をついていました。
仕事が来ないならとりあえず自力で海外に行こう。どうせなら世界一周と、ワールドクルーズの船に乗りました。
つづく
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