ツアコン回想日記⑤

前回のシドニーで思い出したので、オセアニアつながりで、オークランドで行きます。 

ワールドクルーズ、オセアニアに行く回は大体南極クルーズしてからなので、北米から南米下りてきてチリの最南端からの、アンタルティカ。で、太平洋北上する前に西からオセアニアに入るので、ニュージーランドから。 

オークランドも停泊ではないけど、大好き基準をクリアする素敵な街。オーストラリアと同じく日系のランド手配なので、現地ガイドも日本人の確率が高い。通訳がない分、ツアーも楽。 

しかも、ここで休暇に入れる数少ない港でもあったので、当然ここで休暇を希望。2週間滞在し、1人旅で北島巡りを楽しんだ。 

ワールドクルーズは横浜発着100日間、約3カ月。乗りっぱなしというわけはなく、当然休暇が取れる。横浜まできっちりご一緒するのが基本だけど、合流地点によってはクルーズ途中で取れる可能性もある。

例えば、アジアのクルーは大体シンガポールから合流する。私も東京で研修を終えて、最初はシンガポールから乗船した。

で、休暇を取れたのは、サンフランシスコとオークランド。

どちらも直帰してもよかったが、どちらも延泊して現地で休暇を楽しんだ。 

サンフランシスコは置いといて、オークランドね。私が下りたのはクリスマスシーズン。

延泊中は当然バックパッカーの宿を探すんだけど、さすがオークランド。すぐにいくつか見つかり、スカイタワーのすぐ近くに空きがあったので、そこをゲット。

翌日からのバスと宿を手配し、全て終わってからクリスマスムードの首都を楽しんだ。 

ワールドクルーズは長い旅。

その間常にお客様を意識する。非常事態が起これば対応しないといけないので、ツアー終了まで基本オフはない。

ツアコンは究極のサービス業と言われる所以だ。 

だから、船を下りた瞬間から見えない束縛から解放される。誰にも遠慮せず自分で自分の旅を作れる。

翌日からの北島巡りも最高だった。主要エリアは回れたけど、次は南島にも足を伸ばしたいものだ。

(ツアーでは行ったんだけどね)