ツアコン回想日記③


今日は、馴染みどころでニューヨークについて。 

ワールドクルーズは10回したので、その7、8割で寄港しているはず。 
大好きな港の一つ。 

プライベートでは行かないので、ミュージカルは観れていないけど。 

さて、ここでの修羅場は、オプショナルのナイアガラツアー。 

ニューヨークから日帰り弾丸。往復は当然エアー。 
これが復路、飛ばなかったという。ジンバブエ同様、エアーのトラブル。 

ただこのツアーは国際便を使って次の寄港地で合流、というわけには行かなかったので、港に延長料金を払ってでも船に待っていてもらい、何とか合流するしかなかった。 

日帰りなのでエジプトなみに早朝出発。午前中の観光は好天の中順調に進めた。 

で、ランチあたりから現地側から復路便が飛ばないらしいという情報が。 

もちろんお客様には伏せたままツアーを進め、空港手前の最終立ち寄り地点で、対応策を決定。バスを出発させた後発表した。 

それは、エアーを諦めて陸路で港に向かうというもの。当然到着は深夜になる。でも帰らないことには仕方ない。これをどう説明するかに、ツアコンの力量が問われる。 

幸い目立ったブーイングはなく、空港到着後は待機させていた長距離バスにスムーズに乗り換えて頂けた。 

途中休憩を入れながら、ひたすら走る。辺りは闇。車中弁当の夕食。本来ならエアーでサクッと帰船して船内レストランで夕食だったのに。申し訳なくて、私なりに精一杯誠意を尽くした。

そしてそれ以上に、急遽手配したドライバーが結構高齢だったので、深夜走行で寝かさないように、ドライバーの横でずっと話しかけ続けていたっけ。 

そんなこんなで無事ニューヨークに入り、マンハッタンに停泊する船が見えた時の安堵はわすれられない。

その後は寝ずに待機していた本船スタッフにお客様を引き渡し、後はよく覚えていない…(^^;; 

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