ツアコン回想日記*番外編


私がツアコン、しかもクルーズのツアコンになるまでには、それなりの紆余曲折がありました。  

中学から運良く英語好きになり、高校では専門的な英語教育の恩恵に預かり、大学も楽して?英語だけで過ごし、新卒で入ったのは…インテリアの営業(^^;; 

大手カーテンメーカーの販売部で、オーダーカーテンの営業してました。
新築の建主さんと話を詰めて、契約とれたら親会社に発注してカーテン掛けてくるところまで。

更地の時点から現場見張って営業かけて、取れたら新居に自分で発注したカーテン引っかけてくる。
カーテンのついたリビングルームに入ってくる建主さん、特に奥様のお顔をみるのが楽しみだった。 

インテリアは奥様と話を進めて、最後にご主人が決済する形が多いこともあり、奥様と仲良くなることが多かった。
独身だった私は奥様(大体新妻様)とお話しながら、新居、その前に結婚へのイメージを膨らませていったっけ。 

で、結婚するつもりでいわゆる寿退社したけれども、あれ?私、英語活かしてないじゃん、と気付いてキャリアのやり直し。

個人塾の先生から始まって、あれ、なんか違う。教える前に、やらなきゃいけないことがある、と気付き、やっと旅行業界にたどり着く。

ここまで、カーテン辞めて3年。最初は国内添乗で、なぜか四国を極め、その後も海外はアジアばかり。満を持してクルーズの世界へ飛び込み、一気に世界を広げたのだった。 

ほらね、英語できたら世界が広がるでしょ?と証言できる体験を引っ提げて、教育業界へ戻ってきた次第。

あの時の、英語なんてできなくても生きていけるといっていた生徒達は、今頃後悔しているかもしれない時代。

後悔しないどころか、子ども達に素晴らしい人生への手助けができる力をつけられるツアコンというキャリアに、改めて感謝したい。 

…んー、でもやっぱりカーテンは関係なかったかな…(^^;;

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