次女の願い
「ママに赤ちゃんがきますように。」
「ゆなちゃん、赤ちゃんきてほしいの?」
「うん、だってゆなちゃん、おねえさんになりたいんだもん」
次女の願いを聞いたのはこれが初めて。
いつも長女を見上げている次女。
長女と同じでないと嫌だという次女。
自分も「おねえさん」になりたかったのか…
「そうか、ゆなちゃんは、おねえさんになりたかったんだね。
ゆなちゃん、もう大きいもんね。
でもね、ゆなちゃん、赤ちゃんはね、
ママのところには、もうこないんだよ。
ママはあんまり丈夫じゃないから、
赤ちゃんがきたら、大変になっちゃうの。
でもね、ママはゆなちゃんとさなちゃんが
とっても大好きで大切にしたいから
赤ちゃんがこなくても大丈夫なの。
さなちゃんとゆなちゃんが来てくれたから
ママはとっても嬉しいんだよ。」
本当は
体力的、経済的な問題で、次女を最後に妊娠を止めたんだけど、次女の願いを聞いて、久しぶりに心がぐらっときた。
下の子は下の子で、上の子への憧れがあるものなのかなぁ
願いを叶えてあげられなくて、切なくなってしまった…
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