教科係のアドバンテージ
中学校からは教科担任制。
学級でも教科係を決めます。
その仕事は教科によって異なりますが、
基本授業準備と、授業後の評価伺い、学級への連絡、報告です。
主要3教科については、自学ノートの提出があるので、提出物の提出状況や管理も含まれます。
中でも英語の教科係は大変です。
英語はリスニング力を育てるため、音源が必要。
今では各教室にCDプレーヤーがありますが、私が中学生の頃は英語の先生だけが持っていて、授業前に職員室まで、プレーヤーを取りに行っていました。
当時はカセットでしたし、プレーヤーも大きく、重くて大変。
しかし、良かったこともあります。
私の恩師は教科係に、新出単語を黒板の右端に、
発音記号で書いておく、というミッションを課していたのです。
なのでいち早く、発音記号をマスターすることになり、それがその後の英語学習に有効に働き、英語を極めるに至りました。
今回、利き腕側を手術したので黒板が書きにくくなってしまった私は、今学期から私の教科の教科係さんに、新たなミッションを課しました。
授業前に本文を書いた模造紙の掲示をお願いしたのです。
でも掲示するくらいなら書くよ、と言ってくれる教科係さんもいました。
私のせいで負担を増やしてしまうけど、それが将来、何かの役に立つと良いなと思います。
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