Unconscious bias
昨日、長女と人種差別を考える番組をTVで観ました。
多民族国家のイギリス、
ロンドンの小学校での実践。
人種差別の原因、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)は、10歳くらいで確立するそうで、その後は同じ人種グループで行動、他人種との関わりがなくなる傾向があるそうです。
多民族の状況が顕著でない単一民族の日本では、異文化も自文化に同化させようとするので、異文化を尊重し共存する必要性が生まれにくい。
つまり、日本人は来日した外国人に日本語を教えたりして、日本文化に順応してもらっています。
「郷に行けば郷に従え」日本が好きで選んで来てくれる外国人にはそれで良いのですが、外国人労働者の家族、子ども達は違うかもしれません。
外国人児童、生徒たちに接してきて、この国は外国人が必要なのに、外国人にはまだまだ生きづらいと感じています。
ロンドンの小学生たちは、特別授業を通じて自分達の中にあるアンコンシャスバイアスに気付き、ショックを受け、悩みながらも、お互いの対話を通じ、自律的に解決策を導きました。
教師はそれを見守りながら、
必要なサポートをしていました。
素晴らしい授業でした。
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