★2度というな★


学活のグループワーク中、
担任不在のクラスでグループを離れ立ち回る輩らに
離席禁止を言い渡したところ、
一角に女子が集まっていた。
1人泣いている。

「どした。何があった?」
本人ではなく周りが説明する。

グループの男子に「ぶりっ子」と言われた。
なるほど、たしかに言いたくもなるかもね。

可愛いくてか弱くて女の子らしい女子に、
他になんて言ったらいいか分からなかったんだな。

その点女子らは大人で、
本人のかわりに男子を攻撃している。

当事者じゃないというのもあるけど、
思春期卒業間近の14歳女子は、
同い年の男子の稚拙な言動は取り合わないのだ。

思春期は男女の成長差があるので、
対話活動も異性間は無理がある場合も。
今回はそんな無理がでた形。

男女が揉めたら大人が介入するしかない。
担任は既に暴言を吐いた男子を別室で現行犯指導しているので、私がはいることにした。

「ね、あの子にぶりっ子って言ったの誰?」
「俺じゃない」
ま、そういうよね。

「分かった。私も見てないから、誰が言ったかなんて知らないけど、ひとつ君に頼みがある。
聞いてくれるかな」

そして私は1人の、
恐らく主犯格の男子に約束をさせた。

女子にぶりっ子と言わないこと。
こちらに悪気はなくても、傷つく子もいるのだ。
だから誰かが言ったら、言わせないようにして。
そういうこと言うなって。頼んだよ。約束ね。

口約束で解決するかはわからないけど、過ぎてしまったことより、
これからの彼に期待しようと思う。

テスト明けにでも、探りを入れてみます。

イジメとかイジリまでいかなくても、相手に不快感を与えてはいけない。流行りの言葉?でいうとハラスメント。相手が辛くなる言動なら、意図の有無に関わらず改める必要がある。

ただこれ、個人差あるけど、概して男性は苦手。
非を認めるのが、負けるように感じてしまうから。

プライドは大事。でもつまんないプライドや、
人を傷つけないと保てないプライドなら、
潔く捨てましょう。

プライドを捨てた時に、
もっと大切なものに出会えるのだから。

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