サバイバルイングリッシュ★


通常級のテストの裏で、
支援級で英語のテストを実施

評価が目的ではなく、
個別の力を把握するために実施した

最近転入してきたフィリピンの子は、
よく書けていたけど、文法よりも英文を書く時のルールにミスが散見された。

これらは英語をきく、話す際には
意識しないような細かいルール。

「フィリピンではあんまり書かなかったから、
慣れてないんだ」と彼女は笑った。

そうなんだよね。英語は話すツールだから、
あんまり書かないんだよね。

私も日本人のために通訳するのにメモをとったり、英文書類を翻訳したり代行作成したりするときはもちろん書くけど、先方との交渉の場面では、まず書かなかった。

「でも日本のテストは、正確に書けないと点が取れないからね。少しずつ練習していこうか」

言いながら、「これで英語、嫌いにならないでね」って思ってる、
サバイバルイングリッシュ推奨者な私。
彼女に限らず、支援級にいても、
学力には問題ない子は他にもいる。

集団がすこし苦手なだけで、
少人数ならコミュニケーションも問題ない。

あと、支援級に外国人の子が多いのは、通常級は日本人が多数派だから、馴染みにくいのもある。

それは言葉の壁だけではない。
文化の違いを受け入れるのに、
日本人の学生は慣れていないのかもしれない。

日本人も海外に留学し、
自分が外国人になってみればいいと思う。

海外ではみんな違うし、違うことが前提で、
共通言語として英語を学ぶのだから。

私はそれを、
国内で実践しようとしている。

体力衰退と忙しさに、
挫けそうになってしまうけど。

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