聞くだけではだめ
学童で、英語絵本を読むときに、
英語が分からないという子に、
他の支援員さんが、「聞くだけでも良いから」と伝えて下さいました。
でも、英語は拒絶してしまうと、
いくら聞いても入ってきません。
聞き流し教材は、
万人に万能ではないのです。
分からない言葉をいくら聞いても
時間の無駄。
ただ聞くのではなく、
意味を考えながら聞くのです。
幼児をみてください。
発話前の幼児は、
大人の語りかけをしっかり見つめています。
音と意味を結びつけているのです。
そうやって言葉を身につけていくのです。
子どもにはまだそれができます。
ただし、聞くだけではだめ。
与えられるだけではだめです。
意味を考えながら、
絵を見て音と意味を結びつける。
それが絵本では可能なのです。
大人はまた違うアプローチになるのですが。
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