完璧な準備などない

添乗員は旅行会社にツアーを渡されたら、 
様々な準備をします。

担当者と打ち合わせをして、資料をもらい、
手配先に訪問時間と滞在時間と人数確認。
参加者に集合場所と持ち物など、出発前の
ご案内。
その後、訪問先の資料集め。
過去添乗記録や現地情報、
国内ツアーなら天気や花の開花状況、
海外なら渡航先の渡航情報を確認。

お客様に何を聞かれても良いように
知識武装します。

これだけやると、数時間から半日かかります。

これは、準備という名前の業務です。

それだけ準備しても、当日つかうのはその半分以下だったりするのですが、
充分に準備しておくと、当日安心して
ベストパフォーマンスができます。

これが準備の最大の目的だと思います。

旅行中は予想不可能なことが起きます。
それにいちいち慌てていては
ツアーを円滑に進行できません。

添乗員の心得は
安全、安心、円滑。
何事もなくて当たり前とされてしまうけど
何かあった時ほど落ち着いて適切に対処する能力が求められる仕事でした。

その緊張状態が、半月から2、3ヶ月続く。
…よくやってたな、自分。

今は授業をするための準備ですが、
授業案という行程表を履行するための準備で
頭もカバンもいっぱいにして、日々頑張っています。

完璧な準備などないけど、
準備は大切。

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